匠が創り出すオルゴールTechnology

美しい音色がすべての原点

オルゴール自動組立ライン

日本でのオルゴール生産が開始されたころ、オルゴールを生産するための機械は存在していませんでした。世界中の人たちがオルゴールを手にすることができるよう、技術者たちは独自の技術でオルゴールの生産装置を開発してきました。その集大成が1985年に完成したオルゴール生産工場。30年以上経った今も稼働するこのラインは、世界に例を見ないオルゴールのためだけのラインです。

オルフェウス

時をほぼ同じくして誕生したのが、高級オルゴール「オルフェウス」。オーダーメイドで熟練の職人が手作業で仕上げる一品はワンランク上の上質な音色を奏でます。

調律・噛み合い調整というオルゴールの音色を決める重要な工程は、熟練した職人の手作業によって仕上げられます。“単に音を作る”のではなく“音質を作りこむ”。これらの工程は、経験と職人ならではの五感が問われる、機械には真似のできない匠の技。当館では工場の風景やものづくりに対するひたむきな姿勢を映像でご覧いただけます。どうぞお楽しみください。

現在、多彩な領域で豊富なコア技術を展開している当社。それらはいずれもオルゴールで培った技術から派生しています。そう、まさにすべての夢の出発点が美しい音色にあるのです。

オルフェウス製造工程

先取り
針打ち
調律
噛み合い調整